エッセンシャルオイルの性質
精油には3つの性質があります。何よりも強い香りがします(芳香性といいます)。空気中に放置しておくとどんどん蒸発します(揮発性といいます)。水より軽く、水に溶けにくいのですが、油には非常によく溶けます(親油性または脂溶性といいます)。しかし、油脂ではありません。
エッセンシャルオイルの特製
精油の正体は有機化合物です。天然の化学物質が数百種集まって出来ています。これらの有機化合物は構造や働きによってグループに分けられ、香りや作用に特徴が出てきます。精油は植物の中にある特殊な分泌腺と呼ばれるところで合成され、その近くの袋(油胞)のなかに蓄えられます。その油胞は植物によって葉の表面近くだったり、果皮の表面近くだったりと様々です。
エッセンシャルオイルの特製の安全性
精油は植物から抽出した100%天然のものです。植物の成分を凝縮したものなので十分な知識をもって取り扱うことが必要です。きちんと使用すれば危険なものではありません。
香りのノート(揮発性)とは
「トップノート」・・・最初ににおい立ち、はかなく消える香り(持続時間約2時間)
「ミドルノート」・・・トップノートの次ににおい立つ香り(持続時間約2〜6時間)
「ベースノート」・・・時間がたってほのかににおい、長続きする香り(持続時間約6時間以上)
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| ◆ エッセンシャルオイルの効果と使用例 ◆ |
| 芳香浴 |
部屋の中に香りを分散させるこの方法は、主に空間の雰囲気作り、消臭や抗菌、空間浄化などの目的で使われます。バナーの使い方としては、上にある受け皿に水を張り、そこにエッセンシャルオイルを5〜8滴ほど垂らし、ティーライト(ろうそく)を下の部分に置きます。そのティーライトの熱によってエッセンシャルオイルが気化され、空気中に広がり、吸気によって体に取り入れられます。 |
| 【 使用例 】 |
| 空間の浄化 |
ユーカリプタス ジュニパー ベルガモット |
| 空間の除菌 |
ティートリー ユーカリプタス レモン |
| リラックス |
オレンジスイート ラベンダー カモマイル |
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| inhalations |
| 蒸気吸入 |
風邪やせき、のどの痛みなど、特定の目的のある場合に行われます。また、フェイシャルトリートメントでも有効な方法です。
方法としては、一度沸騰させてから少し冷ましたお湯をボウルに張り、エッセンシャルオイルを3〜4滴たらして、顔を洗面器に近づけ、タオルなどを頭からすっぽりと被って、立ち上がる蒸気を吸入します。この方法は、即効性を期待される場合に向いています。作用の強い方法ですし、熱湯を扱いますので、十分な注意が必要です。 |
| 【 使用例 】 |
| せき |
ユーカリプタス パイン ベンゾイン |
| にきび |
ジュニパー ベルガモット カモマイル |
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| Aroma Bath |
| アロマバス |
エッセンシャルオイルを目的に合わせてブレンドし、入浴剤に使用する方法です。
エッセンシャルオイルはお湯を媒体として、お肌から、また、吸気からも取り入れられます。リラクゼーション効果がとても高く、わたしたちを贅沢な気分にさせてくれる方法です。一般的なお風呂に使うエッセンシャルオイルの量は、一度に5〜8滴ほど。小さじ1杯ほどのキャリアオイルや、カップ半分ほどのミルクに溶かし、入浴の直前に浴槽にたらします。キャリアを使うことで、お肌に満遍なく広がり、余分な刺激を和らげると同時に、スキンケア効果も高めます。また、このオイルを、大匙1杯のバスソルトやクレイにプラスしてオリジナルの入浴剤を作ることも出来ます。 |
| 【 使用例 】 キャリアオイル約小さじ1に対してEOs5〜8滴 |
| リラックス |
ネロリ2 イランイラン1 オレンジスイート3 |
| お休み前に |
ラベンダー4 マージョラム2 カモマイル2 |
| 汗ばむお肌に |
ラベンダー4 ベルガモット2 シダー1 |
| 乾きがちなお肌に |
ラベンダー3 カモマイル2 ローズウッド2 |
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| Compresses |
| 湿 布 |
所的な症状にとても効果的な方法です。症状によって、温湿布と冷湿布が出来ます。温湿布は、まず、熱めのお湯を張ったボウルにエッセンシャルオイルを5滴ほど入れ、湿布に使う木綿の布(日本手ぬぐいやタオルなどの)を入れ浸します。布の表面にエッセンシャルオイルの油膜が移ったら、余分な水を絞って患部にあて、上からラップなどを被せ、布がずれないように留めて保温します。冷湿布を作るには、冷たい水に氷を入れたボウルをつくり、そこに湿布用の布を浸します。温湿布は主に、腰痛や肩こり、関節炎などの慢性的なものに、冷湿布は、頭痛や捻挫、むくみや熱を伴った風邪の時に使われます。また、クレイの効果を利用したクレイ湿布も効果的です。 |
| 【 使用例 】 |
| 筋肉痛(温湿布) |
ジンジャー ラベンダー ジュニパー ローズマリー マージョラム |
| 発熱(冷湿布) |
ユーカリプタス ペパーミント ティートリー |
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| Skin Care |
| スキンケア |
エッセンシャルオイルは、使い方によってスキンケアにとても有効に働きます。最も簡単な使用法としては、ベースオイルや無香料のクリームなど基材になるものに、エッセンシャルオイルを適量混ぜるだけというもの。
アドバンスとしては、ベースになるオイルから選んでの手作りも楽しめます。精油使用量の目安や肌質別のオイル&ウォーターを参考に、本来の肌質や、季節によっても変わるコンディションに合わせて、幾通りものバリエーションをお楽しみいただけます。また、お肌のケアと同時に、香りを嗅ぐことによってのリラックス効果も期待できます。 |
| 【 使用例 】 |
| ノーマルスキン |
ラベンダー ゼラニウム |
| ドライスキン |
ラベンダー サンダルウッド ローズ |
| オイリー |
ベルガモット ティートリー サイプレス |
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ナチュラル肌 |
ドライ肌 |
オイリー肌 |
| エッセンシャル |
カモミール・ローマン
ゼラニウム、ネロリ
ラベンダー
ローズマリー
ローズ |
カモミール・ローマン
サンダルウッド、
ネロリ
ジャスミン
ゼラニウム |
サイプレス、ユーカリ
シダーウッド、レモン
ジュニパー、 フェンネル
ローズマリー
ベルガモット |
| キャリアオイル |
全て |
スイートアーモンド
ホホバ、アボカド
マカダミア
カレンデュラ |
グレープシード、
ホホバ
ココナッツ |
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希釈率とは、キャリアオイルに対して精油が何%入っているかを示すもの(精油の1滴は0.05mlです)。
基本的に顔用には1%以下、ボディ用は2%以下で希釈するのが基本ですが、敏感肌の人、子ども、お年寄りはこれよりも低い希釈率にしましょう。 |
| キャリアオイルの量 |
20ml |
30ml |
50ml |
| 1%の希釈率 |
4滴 |
6滴 |
10滴 |
| 2%の希釈率 |
8滴 |
12滴 |
20滴 |
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| ブレンドする精油が決まったらブレンドファクターの数字を基に精油の滴数を決めます。 |
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| 1%濃度のマッサージオイルを50cc作る。 |
- 使う精油
オレンジ・スイート、ラベンダー、ローズオットー
- それぞれのブレンドファクターオレンジ・スイート=6、ラベンダー=7、ローズオットー=2
- まず精油の量は、50ccで1%の場合、精油の量は 50×1/100÷0.05で10滴
- 合計の滴数とブレンドファクターから掛け率を算出
- 10/(6+7+2)=10/15=0.666
- 掛け率とブレンドファクターから各精油の割合を算出(少数点以下は切り捨て)
- オレンジスイート 0.666×6=3.9→3滴 ラベンダー 0.666×7=4.6→4滴ローズオットー 0.666×2=1.3→1滴
- 足りない滴数分は、滴数の少ない精油に1滴ずつプラスします。
- ということで、オレンジ・スイート=3滴、ラベンダー=4滴、ローズオットー=3滴
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